卵巣組織凍結と卵子・受精卵凍結した話
さて、手術が終わったからと行って、ぼーっとできません。
今後の治療のための妊孕性温存。
今度は大きな病院の中の違う科にお世話になります。
腫瘍摘出手術をして数日後のこと、すでにReproductive Servicesにアポイントが取ってあり、休む暇もなく 、妊孕性保存の話をしてきました。
ちなみに、Reproductive Serviceというのは日本語で直訳すると生殖科となります笑
ちょっと日本語に変換するとおかしいので、ここではReproductive Servicesという名前にしてお話します。
さて、このアポイントではドクターに卵巣組織凍結と卵子凍結、受精卵凍結のお話をされました。
卵子凍結、受精卵凍結は言葉の意味のままなのでわかるかと思います。
卵巣組織凍結
卵巣組織凍結はこちらを一読いただければと思います。
まぁ簡単に言うと、卵巣の組織を凍結させて、それをまた卵巣に戻すって話です。
このときはまだ抗がん剤やるかは未定だったのですが、ホルモン治療はやるとわかっていたので、いずれにせよ何かしらの妊孕性は温存しておきたいなと思っていました。
で、卵巣組織凍結をやるならまた手術が必要なので、明日までに決めてください!と言われ笑
明日かよ〜と思いましたが、まぁ数日悩むよりは良いかと笑
おまけに、やらずに後悔するよりは何でもやってみてから後悔する方が良いというポリシーを持っているため、次の日には卵巣組織凍結やります!との回答をしました。
そうすると、まぁあれよれよというまにまた日帰り手術で組織凍結をしてきました。
ちなみに日帰り手術ユニットはこんな感じです〜
卵子凍結・受精卵凍結
それと同時並行して、卵子採取のためのインジェクションを。
ホルモン値上げて、卵を増産するということです笑
毎日のインジェクションのたびに、卵巣ちゃん達に頑張ってね〜と話しかけてました笑
私はホルモン受容体にも陽性が出ていたので、このときは一時的にタモキシフェンを服用しながらのインジェクションでした。
途中経過でエコーをしたときには10個の卵ちゃんが!!
そして、あれよあれよと言う間に卵子採取の日帰り手術へ。
もうこのときになれば日帰り手術ユニットのナースさん達とは顔見知り状態笑
あれ?あなたこの前も来てなかった〜?みたいな笑
ほんとに!私かれこれ何回目ですか?!状態でしたよ笑
ちなみに、卵子はトータル14個採取でき、そこから5個は卵子保存に。受精卵保存に6個まわし、6個中→3個が受精→培養して生き残ったのは1個のみ。ということで1個の受精卵が保存されました。
受精卵1個か〜とちょっと悲しくなったんですが、一個でも保存できたし、卵子も5個あるし良しとしてます。
それにしても、本当に子供欲しくて不妊治療で頑張ってる人たちはこんな努力をしてるのか〜と頭が下がる思いでした。
インジェクションかタモキシフェンかの副作用?
どうもよくわかりませんが、卵子増産中は乗り物酔いがひどくて。特に空腹でバスや車に乗るとめっちゃ気持ち悪い。。。。
タモちゃんの副作用で乗り物酔いを上げてる方がネットでいらっしゃったのでこれが副作用かな?・・・・と思ってました。
なので、この時期は炭酸水とかレモンとかオレンジが手放せなかったです。
病院の待合の列で密かに炭酸水がぶ飲みして、オレンジをむいてたのは私です笑
変なアジア人と思われただろうけど、もうね妊婦ってこんな感じなのかな?って思うくらい、気持ち悪かったので、ひと目を気にせずにやってました!笑
一応ドクターとナースに言ったら、もっとひどくなったら来てねと言われたので、そこまでひどいわけではないと判断されたみたいです。
ちょうど、毎日病院と仕事が重なってる時期だったのでこれまでの中で一番つらかったですね〜